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新居浜

生活

2020.12.05

新居浜 石川勝行 市長 総仕上げの第3ステージ!!

349号1ページ

経済活性・コミュニティ再生を
子どもを育てやすい環境づくり


新居浜市長選挙が11月15日行われ、開票の結果、現職の石川勝行さん(72)が21516票を獲得し再選しました。今回まいたうんは、当選した石川市長に新居浜市の今後などインタビューしました。

高校生まで医療費無料に
 今回12年振りの選挙戦となった新居浜市長選挙は、現職と新人の一騎討ちとなりました。投票率は39・65%と過去最低。選挙は、現職の石川勝行さんが4356票差で再選しました。


まいたうん記者 初の選挙戦となりましたが、いかがでしたか。また、どんな声がありましたか。
市長・石川勝行 選挙は本当に大変でした。
 街を歩き、市政に関するご意見をいただきました。その中でも高齢者対策の要望として、病院へ行く交通弱者や買い物弱者問題を改善して欲しいという声が多くございました。
 現在市内でデマンドタクシーも走っていますが、川東と上部のみで、市内中心部では走っていません。川西地区では、路線バスの路線見直しなど検討しています。


記者 当選し、「経済の再生」と発言されていましたが、新型コロナもあり、今後新居浜市はどう対応されていきますか。
市長 1期、2期である程度経済が持ち直してきたと思っていましたが、ここにきて新型コロナの影響が出てきました。飲食店、サービス業などが打撃を受けています。交付金や無利子無担保の小口融資を行いましたが、引き続き国や県がしてくれる以上に市としても独自の支援を考えないといけないと思っています。


記者 どんな新居浜市を目指しますか。
市長 1期、2期では経済の再生、コミュニティの再生、市役所の再生を継続してきました。経済再生や職員の意識改革は徐々に実を結んでいましたが、コミュニティの再生では、自治体の加入率が61%余りと年々減ってきています。
 まず、自治体の加入率を上げ、地域でお互いが助け合い支え合えるような社会を作りたい。災害時の救助をはじめ、介護や病院、買い物へ行くことができない人を地域で助けられるような街になればと思います。お互いの助け合いや繋がりを大切にしていただきたいと思います。
記者 若者が住みやすい街づくりについて考えはありますか。
市長 公約で、高校生までの医療費を無料にすると公約しました。経済的にも精神的にも安定して子どもを産んで育てられる環境づくりをしていきたいと思います。
 市民の皆さんにも、意見を言っていただき一緒に良い街づくりをしていきたいと思っています。

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