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　松前町は、先ごろ（株）マーケットエンタープライズ（東京都）と連携し、同社が運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を使って、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築。廃棄物削減と循環型社会の形成を目指す新しい取り組みをスタートしました。

　松前町は、大型ごみなどの廃棄物の処理費用の負担が増していることを懸念しており、廃棄物削減の新しい施策を模索していました。そうした中、不要品を査定・買取できる「おいくら」に着目。互いのニーズが合致し、今回の取り組みが実現しました。

　このサービスは、不要品を捨てる前に「おいくら」を活用し、リユースを検討するもの。松前町ホームページより一括査定の申込みを行うことで、複数の買取店へ無料で査定依頼します。

　また買取の際は、自宅まで訪問し不要品の運び出しを行ってくれるので、運搬の負担もなし。手軽で、早く、簡単に不要品を売ることができます。

　町民課の手島大介さん（57）は「まだ使えるものが、粗大ごみとしてたくさん捨てられています。捨てる前に、ぜひ『おいくら』を活用してリユースを検討してほしい」と話しています。