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12月、滋賀で全国大会

男子 昨年2位の雪辱果たす

女子 圧巻の走りで連覇

県の中学駅伝競走大会が先ごろ、東雲競技場周辺で開催され、南中学校（庄内町２）が初めて男女で優勝する快挙を果たしました。男子は57分18秒で初、女子は40分36秒で２年連続２度目の優勝。12月、滋賀県で開催する全国大会に出場します。

　男子は計18キロ６区間。７位からじわじわ追い上げ、５区の加藤慶弥さん（15）が区間新記録でトップに。昨年は２位と悔しく「今年は絶対アベック優勝」の目標を掲げ、毎日朝練で体力作り、夏合宿も行い努力を重ねました。特に合宿後はキャプテンの田坂航さん（15）を中心に士気が高まり、自主練習も積極的でその姿勢が結果に。

　女子は計12キロ５区間全てで首位と安定の走りで、２位に約３分の差をつけ連覇を果たしました。初の区間賞だった源代恵麻さん（15）と練習で誰よりも走り区間新の塩﨑瑞希さん（15）が、３年間の集大成となる力走で他を圧倒。

　また選手は大会朝まで、誰が走るか分からないため、皆が必死で走りチームの力が上昇。団結力も高まり、応援も全力と全員の心が一つに。顧問の矢野有香先生（52）は「全国は男子８位入賞、女子は日本一目指し強い心で走ってほしい」とエールを贈ります。