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話合いや朗読で心一つに


NHK全国学校音楽コンクールの四国ブロックが先ごろ行われ、新居浜市の高津小（宇高町2）と東中（東雲町1）が金賞を受賞し、ダブルで全国大会出場の快挙を成し遂げました。両校は心を一つにした歌声で10月13日、NHKホール（東京）での舞台に挑みます。
　通称Nコンと呼ばれる同コンクールは日本最大規模を誇り、課題曲と自由曲の2曲を歌います。
　高津小は4年連続で金賞を受賞。連続出場の重圧がかかる中、結果を残した児童たち。自由曲「樹形図」の想いを全員で共有するため、一宮神社（一宮町1）の大樹を、見に行き手を繋いで囲み歌うなど練習も工夫を凝らしました。今年4月から新顧問となった岩森友紀先生（51）とも、お互いの心が寄り添うよう、互いに話を重ねました。
　6年生で、部長の近藤ほのかさん（12）と副部長の金平侑珠さん（11）は「全国に自分たちの歌声を届けたい」と話しています。
　一方、東中学校は今年９月1日に出場した全日本合唱コンクールの四国大会では金賞を取るも、惜しくも全国大会に行けませんでした。その悔しさをバネに、気持ちを高め練習。歌詞を朗読し、楽曲の意味を具体化させ熱意を一つに。笑顔で華やかに歌い続けることを意識。練習の結果、見事雪辱を果たしました。　
　部長の村上りおんさん（15）は「最後まで華やかに歌い切りたい。聞いてくださる方の心を動かすことができる音楽を届けます」と話しています。