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新居浜

生活

2024.07.20

耐震化で生き残れ 能登半島地震

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市職員が被災地支援で派遣

現地撮影したロビー展話題

能登半島地震の被災地支援のため派遣された市職員が撮影したロビー展が話題になっており、開催期間を8月30日まで延長しました。被災地に足を運んだ新居浜市の職員らは「命が最優先。家屋の倒壊を防ぐための対策を考える必要がある」と口を揃えます。


 元旦の団らんを襲った能登半島地震。最大震度7の巨大地震による家屋の倒壊が相次ぎ、死者は200人を超えるなど、甚大な被害が発生しました。死因の約8割は家屋の倒壊で「住宅の耐震化など死なないための対策が最優先」と危機管理課の職員。

 新居浜市から被災地

支援で派遣されたのは、のべ29名。そのうちの小澤昇さん(58)、伊東拓麻さん(46)、河村忠さん(44)は令和3年2月から使用している男女、多目的の計4つのトイレが備わったトイレカーを珠洲市に派遣するなど支援を行う中、現地で撮影。ロビー展では、輪島朝市の大規模火災など様々な写真をパネル展示しており、災害の恐ろしさや日頃からの備えの大切さを訴えています。また、生き残ることの対策が一番と口を揃える3人。

 「備蓄に力を入れても、生きてこそ。命が一番。寝室だけに使える耐震シェルターもある」と小澤さん。また伊東さんは「寝室の壁など局部だけの対策もでき、その分費用も軽くなる」と話しています。ロビー展は消防防災合同庁舎1階ロビーと2階で8月30日まで開催されています。

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