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韓国の全国大会で完封

　50年前、ソフトテニスの日本代表になるも、政治的な理由で韓国大会へ出場できなかった新居浜商業出身のペアが雪辱を果たし、見事優勝しました。今治市在住の主婦、窪田美津子さん（66）と西条市在住の主婦、木藤公子さん（67）のペアです。

　同ペアは韓国の生涯スポーツの全国大会「２０２４全国生活体育大祝典」に愛媛県代表として出場。予選リーグから決勝まで１ゲームも落とすことなく完封勝利しました。

　窪田さんと木藤さんは新居浜商業高校でペアを組んでいた旧友。昭和49年のインターハイでは優勝を果たし、当時も日本代表として韓国の大会へ招待されていました。韓国でのプレーは叶わず涙をのみましたが、今大会で50年ぶりの雪辱を果たしました。

　社会人になり30年以上テニスから離れた生活をしていた２人。子育てが落ち着き、体を動かそうとテニスを再開し、現在は主婦をしながら、週２から３回の練習を楽しみに生活をしています。

　窪田さんは「チームの仲間に支えられての勝利だった」と笑顔。木藤さんは「50年の時を経て運命を感じた」と話しています。